ninkatsunikkiblog’s blog

妊活・不妊治療についての記録

初診は半年前に。

人工授精とポリープ手術をした病院に通いつつ、体外受精するならここだと思っていた病院の初診には一回行っていました。
とりあえず私達の現状を伝えて、ポリープはとった方がいいかの相談をして(即答でとった方がいいと言われたけど。笑)、自費でやるのか、保険でやるのか、の相談。
保険でするのを薦められました。それでうまくいかなかったら、自費へ、と。
聞いた時の私の気持ちとしては、『保険で上手くいかなくて自費でするのなら、お金は余計にかかるし、また同じ辛いことをもう一回しろってこと?酷な話だな。』と思いましたね。
結局その時には体外受精への決心が出来ず(とにかくお腹への注射が怖かった、し、仕事を頻繁に休む勇気がなかった)、話だけ聞いて帰りました。
今思えば、再診したときにすごく話が早かったので、行った意味はあったな、と思います。

体外受精へ進む決意。

ポリープをとってから挑んだ人工授精も失敗に終わり、すごく落胆したのを覚えています。
こんなに確率の低い(人工授精の成功率は5~10%です)治療で毎度毎度落胆したくないし何回も病院に通いたくない…もう会社にも不妊治療のこと伝えたし、体外受精にステップアップしよう。
人工授精とポリープ手術をした不妊治療専門クリニックは、土日祝診療で交通の便もよく、新しい病院だったので施設も綺麗で気に入ってました。しかも体外受精で通っている新しいクリニックには、子宮鏡検査の機械がないので出来ないらしく、始めにこの病院に行って良かったです。
ただ体外受精するなら行こうと思っていた病院があったので、そちらに転院しました。
症例数も多いし、実績もあるし、不妊治療をする前の私でも知ってるくらい有名な病院です。親身に相談にのってくれている友人もそこで体外受精をして無事出産を迎えました。
この病院のデメリットは、診療時間が夕方早めに終わってしまうのと、土日診療はしていないところでした。この病院に通うのであれば、100%仕事を早退するなり休むなりしないと通えない。そこがネックでもありました。
ですが前述のように、確率をあげたかったので腹をくくって体外受精に挑むことにしました。

子宮内膜ポリープ切除手術

静脈麻酔で行いました。
そもそも静脈麻酔とは?ってくらい手術も初めてだったのですが、血管に麻酔流して、眠ったまま手術をするので、手術中の痛みはゼロでした。
胃にものがあると麻酔が効かないらしく、手術自体は14時頃からでしたが朝から絶食で、11時以降は絶飲。
11時頃来院して、まず子宮口を広げるために医療用の水分を含むと膨らむスポンジみたいなものをいれました。痛くはないですけど、まぁまぁ違和感はありました。
そこからはベッドで安静にして、点滴をとりました。
点滴をとる、とは???となったので事前に看護士さんに聞いていたのですが、麻酔は手術直前に流すので通るための管を確保する、みたいな…流れてるのは生理食塩水?とりあえず飲んだりしてないので脱水にならないためだと思います。点滴して待機の時間が1時間半くらいあって、正直この時が一番きつかったです。精神的に?ずっと注射針が刺さったまま寝ころんで(眠れるほどリラックスもできないし)待機。
その後の転院先での採卵時の静脈麻酔は一瞬で始まったので、こんなにあらかじめ点滴して待ってる時間いったんやろか?って感じでしたね。
手術室に入って、台に足を広げて座って、麻酔が入ってからの記憶はないです。
このときに手術したことで、手術室だったり、手術着だったり、点滴だったり、採卵のときも心構えができていたのでよかったと思います。
麻酔から覚めて目覚めたのが術後30分後くらいで、しばらく安静。正直めっちゃめちゃ眠くて、いくらでも寝ていられました。
1時間後くらい?にまた起きて、尿がちゃんと出るかトイレに行って、大丈夫だったので、一旦待合室へ。
内診台で止血のため中に入っていたガーゼを抜いて(たくさん入っててびっくり。笑)
術後なので抗生物質の薬をもらって、17時前に帰りました。
その日はシャワーで、といわれたため、夜はシャワーにしました。出血はちょっとだけあったかな?忘れかけ…
とにかく人生初めての手術だったので緊張しました…帰宅後も身体のしんどさはなかったですけど、疲れましたね…。私は土日休みなので、この手術を金曜日にしといて良かったです。
その後、ポリープの病理検査も問題なく、この手術をして良かったです。
まぁ、ポリープ取ったから妊娠できるかって言われたら、またそれは別の話なんですけど…笑

仕事との両立

私はフルタイム正社員なので、仕事のの両立はきってもきれない大問題でした。
自己流タイミングのときは前述の通り月1ですし、土曜日診療の病院だったため全く仕事には支障なし。
不妊治療専門クリニック①では人工授精と子宮鏡検査と子宮内膜ポリープ手術をしたのですが、子宮鏡検査をする時から会社へは伝えました。何せ4日後とかに急に休むのでね…しかも人も少ない中にだったので言わざるを得ず。
直属の上司と、私が休むことで大きく仕事内容が変わるような同僚にはこのとき伝えました。私が休んだところで変わらないような人には伝えてません。なので知ってる人と知らない人がいますけど、まぁ、噂好きな会社なので一人にいえば皆に伝わってるようなものなのかもなー。笑
でも言ったことで休みやすくなりました。というか私の性格上これ以上無理でした。真面目なので(笑)
私にとって仕事を辞めるという選択肢はありませんでした。仕事が好きとか、収入がなくなるからとか、そんな理由じゃなくて、単純に、『そんなのずるい』と思ったからです。苦労せず妊娠した人がまわりの配慮もありつつ働きつづけ、産休、育休を当たり前のように取得するのです。途中で辞めてしまったら、私には産休も育休もない。なんで簡単に妊娠できる人が当たり前に取得できる権利を、私にはもらえないんだ。そんなのずるい。不公平だ。と。
そんな変な意地があり、仕事と不妊治療を両立させることを覚悟しました。
あとは、私が知らないだけかもしれませんが、不妊治療をしている女性社員を知らなかったんですね。なので私がロールモデルになってやる!とこれもまた変な意地がありました。

子宮鏡検査

人工授精が2回失敗に終わり、当初から「子宮内膜にポリープあるかも。」と医師に言われていたため、さすがにやるか…と決意。痛そうで本当に嫌だったんだよな~。
生理7~11日目くらいしか子宮鏡検査はできないらしく(生理が終わってなおかつ子宮内膜がまだ厚くない頃)仕事の都合をつけて予約。
通常通り内診室で5分くらいで終わりました。
実際の器具は見てないけれど、胃カメラみたいな感じで膣内に管が入って中を観察(胃カメラやったことないけど)。見やすくするために生理食塩水を流してましたねー。よくレポ見ると、重い生理痛みたいな、と書かれてて、私生理痛ほとんどなったことがないので分からず…痛い、というか、違和感?でしたねー。あと恐怖感。あとずっと足を広げてることへの痙攣(笑)
でも先生が映像を見せてくれて、意外と冷静に見れました。たしかにポコッとポリープがひとつありました。確かに着床には邪魔そうだなぁ、と(笑)
検査をしたことで、ポリープ切除手術への決心がつきました。

人工授精②

生理周期
3日目 レトロゾールもらう
16日目 エコーで卵胞チェック
19日目 人工授精  

35日くらいに生理が来るのでこれの繰り返しでした。

1回目は2回目の受診が早すぎて全然卵胞が育ってなくてまた5日後受診とかで『またかよ~』でしたが、2回目、3回目は以前の経験を活かしタイミングよく受診できていました。
【継続とは力なり】とはこの事だ…!!と嬉しかったです。
なおかつ1回目は「排卵したかどうかのエコーします。」と言われて25日目くらいに受診してたので、『これ(受診)いるんか?』と思ってました。

リアルタイム進捗状況

凍結胚移植をしてから5日後の今日…

(移植についてはまた詳しく書かせてもらいます)

まったく症状が無くて辛い…笑

早すぎる?でもこんなにないものかね?

また移植周期やり直しか~と思ってなんとか、なんとか平常心を保ってるけど…

やっぱり今までの努力を考えると、悲しくなっちゃうんだよな~。

でもここまでやってきて、身をもって知ったのは『不妊治療については、努力が報われない』ということ。

これが結構辛くて、例えば勉強とかスポーツとか仕事とかなら、ある程度がんばった分は成長が認められると思うんですよ。

実際資格勉強と不妊治療(あの頃はタイミング法かな)を平行してやってたとき、『妊娠も勉強みたいにやることをしっかりやれば結果がついてこればいいのにな~勉強の方がよっぽど簡単だし楽だよな~やればできるんだから(決して頭いいアピールではない)』と本気で思ってましたね。

は~落ち込むな~。2日おきにエストラーナテープも貼りかえてウトロゲスタン膣用カプセルも1日3回いれてるのにな~。

『全部意味なかったじゃん。無駄だったじゃん。』って思っちゃうんですよねー。

無駄じゃない、って言われるかもしれないけど、やっぱり妊娠して出産することがすべてであって、そこまで到達しないのであれば私にとってこの行動は無意味です。

深夜のネガティブモードになってしまったー。早く寝よ。